【公演情報】デビュー30周年記念 豊嶋泰嗣&中野振一郎 デュオリサイタル

2016年10月28日(金)

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中野よりコメント「夢のデュオ!やっと誕生。」

やっと豊嶋さんとのデュオが実現!
桐朋学園大学同期で、同年、同月生まれ。
小さな学校なので当然お互い顔見知り、卒業後もお互いの活動をそれなりに把握し、時折お互いの演奏会に客として顔を出し、また喫煙所では煙草を吸いながら仲良く雑談…。
そんな仲でしたが、不思議と「二人で演奏する」機会には一度もめぐまれなかった私達でした。
ご一緒したいと思い続けておりましたが、なかなかチャンスもなく……。でもお互いデビューに丁度30周年を迎え、夢がかないました。
お互い50歳を越えてからやっとですよ。
本当に感激。皆様!
どうかこのデカ&チビコンビを宜しくお願い申し上げます。

日時

2017.2.2[木] 19:00開演(18:30開場)

会場

京都コンサートホール(小)・アンサンブルホールムラタ
京都市左京区下鴨半木町1-26  地下鉄烏丸線「北山駅」下車 ①③番出口南へ徒歩3分

入場料

全席指定:¥3,500(当日¥4,000)(税込)

主催・お問い合わせ

エラート音楽事務所(TEL:075-751-0617)

共催

京都コンサートホール(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市

チケット販売所

京都コンサートホール 075-711-3231 ロームシアター京都 075-746-3201 エラート音楽事務所 075-751-0617
ローソンチケット(Lコード:54962) 0570-084-005 チケットぴあ(Pコード: 312-971) 0570-02-9999

Program

  • A.ヴィヴァルディ:マンチェスター・ソナタ 第5番 変ロ長調 RV759
    (A.Vivaldi:The Manchester sonata Ⅴ B♭ major)
  • H.I.F.ビーバー:無伴奏ヴァイオリンの為のパッサカリア ト短調
    (H.I.F.Biber:Passacaglia g minor)
  • J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロの為のソナタ 第4番 ハ短調 BWV1017
    (J.S.Bach:Sonata for Violin and Harpsichord IV c minor)
  • A.フォルクレ:クラヴサン組曲 第1番 ニ短調 より
    (A.Forqueray:4 Pieces for Harpsichord I d minor)
  • J.M.ルクレール:ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ ニ長調 Op.5-8 他
    (J.M.Leclair:Sonata for Violin and Basso continuo D major)

Profile

豊嶋 泰嗣 Yasushi Toyoshima (Violin / Viola)

桐朋学園で江藤俊哉、アンジェラの両氏に師事。86年、大学卒業と同時に新日本フィルのコンサートマスターに就任。その後もサイトウ・キネン・オーケストラ等でコンサートマスターを務めている。
ソリストとしては、ベルリン放響、モスクワ・ソロイスツ、ロンドン・モーツァルト管等、国内外のオーケストラとの共演。

室内楽奏者としては、ハレー・ストリング・クァルテットを結成し、00年までカザルスホールのレジデントクァルテットを務めた。現在アルティ弦楽四重奏団のメンバーとして活躍。スターン、ヨーヨー・マ、アルゲリッチ、ズッカーマン、マイスキー等との共演を重ねている。

現在、新日本フィルソロ・コンサートマスター、兵庫県立芸術文化センター管コンサートマスター、九州交響楽団桂冠コンサートマスター。

91年村松賞、第1回出光音楽賞、92年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。京都市立芸術大学准教授。1719年製 アントニオ・ストラディバリウスを使用。 

中野 振一郎 Shinichiro Nakano (Cembalo)

1986年桐朋学園大学音楽学部の演奏学科(古楽器専攻)を卒業。
1990年に大阪で開いた4回連続の独奏会「ヨーロッパ・チェンバロ音楽の旅」により「大阪文化祭金賞」等を受賞。
翌年7月にはフランスの「ヴェルサイユ古楽フェスティバル」のクープラン・サイクルに出演。
ケネス・ギルバートやボブ・ファン・アスペレンら欧米を代表する名手と肩を並べ「世界の9人のチェンバリスト」の一人に選ばれる。
1992年「バークレー古楽フェスティバル」へ最年少の独奏家として招かれる。2003年「バッハ フェスティバル ライプツィヒ 2003」に出演。
2004年 7月から8月に掛けて行ったドイツでの単独リサイタルツアーが現地で大絶賛され、同年10月に日本で開催したリサイタルが「平成16年度文化庁芸術祭・大賞」を受賞した。
2009年 アジア最大級の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」に初出演。『パーセル作品集』で第47回レコードアカデミー賞(音楽史部門)に輝く。
2010年チェンバロ演奏のための手引書「チェンバロをひこう」(音楽之友社)を出版。毎年、音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」(東京ほか)では個性的なリサイタル・プログラムを披露し好評を博している。

近年は、幅広いレパートリーと楽しいトークによるレクチャー・リサイタルも日本各地で高い人気を呼んでいる。
京都市立芸術大学、名古屋音楽大学等で後進の指導にも励んでいる。